tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

片倉庭球部練習日誌 ただいま部員2名。うち、1名は強制的に入部。これは部長(31歳)、部員(3歳)によるテニス練習日誌である。

やらと
<<  2007年 8月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最近の記事
アルパワー フロロ
03/22 23:07
ニューストリング
03/16 22:24
体験レッスン
01/29 19:40
気温3度の練習会
01/19 23:17
甘えたい時期?
01/17 20:02
カテゴリ別アーカイブ
最近のコメント
下半身中心の投稿画像…
ラブナビ 05/10 12:38
こんにちは。ポリ…
やらと 03/23 21:53
こんにちは!>違…
ジゼル 03/23 16:11
ジゼルさん、お久しぶ…
やらと 03/20 22:24
こんにちは!お久…
ジゼル 03/20 13:43
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。







退部座り

高校時代の部活での事。

テニス部に入部したての頃は球拾いが一日のほとんどだった。
コート脇でずーっと立ちっぱなしで、ボールが来たら走って拾いにいく。まったく面白い事はない。しかも私の出身高校はオムニコート5面、ハードコート2面、壁打ち用1面があり、決して「コートが足りないから仕方なく1年生は球拾い」という訳ではなかった。2年生、3年生は1コートあたり多くても6人くらいだったと思う。

そんな状況だったので、球拾いを熱心にやる1年生も多いはずはなかった。

そして、部活にもだいぶ慣れてきた5月くらいの事だったと思う。
同級生の一人がコート脇で、球拾い待機中にラケットのグリップを下にして縦に地面に立て、ヘッド部分に腰掛けていたのである。
当初はラケットが折れやしないかと心配して、私はやっていなかったのだが、ある日、あまりに疲れたときにちょっとやってみたら、とても楽だった。

球拾いだけの報われない疲れがスーっと抜けていくようだった。

そんな感じで疲れを癒していた時に、コートに向かって校庭を横切ってくる顧問の先生の姿が見えた。
私はすぐに気がついて、ラケットに座るのをやめたが、コートの反対側にいる同級生は気がついていない。
教えてあげたいが、コートの向こうに大声を出して教える訳にもいかない。どうしよう?と考えている間にあっさり先生に見つかってしまった。

一年全員集められて、ものすごい剣幕でおこられた。

「道具を大事にしないヤツは上達しない!」
    ごもっとも・・・

「もう一回やったら即刻、退部だ!」


という訳で、我が校のテニス部ではその座り方を「退部座り」と言うようになった。


メイコが「体育座り」でテレビを見ていて、なんとなく思い出した。

日記 | 投稿者 やらと 20:49 | コメント(0) | トラックバック(0)